ハイライフ研究所メールマガジン 第7号

2008年9月26日配信  発行責任 財団法人ハイライフ研究所 事務局

銭湯の存続が危ない。みんなで銭湯へ行こう!

読者の皆様は最近銭湯においでになったことはあるだろうか。日本公衆浴場組合では毎月26日を「風呂の日」と定めている。

本日9月26日も風呂の日。たまには自家風呂から趣向を変えて大きな湯船のある銭湯で思いっきり体を伸ばして湯につかるのはいかがだろう。

今でも時に銭湯に通う方は別として、読者は銭湯というとどんな光景を思い出すだろうか。筆者の世代だと「時間ですよ」の女性風呂、団塊世代だと映画「神田川」のイメージか。

子供のころは銭湯の暖簾をくぐり番台横へ、母と同行だと女湯へ、父または近所の悪友と一緒だと男湯へ。大きな富士山を見ながら肩までつかって数字を数えた記憶がよみがえる。

風呂上りのコーヒー牛乳の味の格別なこと、つい今でも風呂上がりはその習慣を繰り返す。学生時代は寮生活で風呂がなく、近場の銭湯で体を清めてから盛り場へというのが筆者の銭湯の思い出。さて筆者のノスタルジーはここまでとして、そう、心配していたとおりいつのまにか銭湯の数が激減していた。

本メルマガ第5号で、英国名物のパブが様々な規制で激減していることを書いたが、今度は日本人の大好きなお風呂=公衆用浴場「銭湯」の存続が危ない。

自家風呂の普及により銭湯の利用は当然減少していると思っていたが、2008年9月6日の日経新聞首都圏版で「銭湯に原油高の冷水」というタイトルの記事が掲載され、その減少状況を改めて知った。

記事(東京都内版)によれば「利用客の減少で廃業が相次ぐ銭湯に、原油価格の高騰で廃業に追い打ちをかけている」。都内の銭湯数は8月末に900軒を下回り、ピーク時の3分の1に減ったそうである。

昨年春の原油価格から最大3.5倍まで上昇した原油価格の高騰はここにきて一服感も出ているが、これから需要が大きく膨らむ冬に向けて経営的にいきづまる銭湯が増えそうである。

日経新聞の調査によると都内の自治体はそれぞれ独自の方法で銭湯支援策を強化しているとのこと。営業費等(人件費など)の補助から燃料費(原油購入)の補助、使用燃料転換(原油から都市ガスへ)の設備補助など、自治体により様々らしい。ただその効果はあるのかわからない。実際のところ生活環境の変化に伴う利用者の減少に歯止めがかからないとさらに銭湯は減ってしまうだろう。

記事では銭湯の自己努力も紹介されていた。港区の銭湯ではジョギング愛好家へ脱衣所を更衣室代わりに使えるサービスを開始したり、温泉を掘って引くという大型投資をしているところもあるという。このところ「ALWAYS 三丁目の夕日」など、昭和30~40年代の景観や人間模様を懐かしむ風潮がある。そのなかで地元の銭湯などは、多少昔と雰囲気は変わってはいるものの、当時の風情をよく残す「なつかし文化」のひとつと言っていいのではないだろうか。

さて読者の皆様も、週に1度か2度はお近くの銭湯に行ってみてはどうか。省資源の時代に大きな湯船につかるささやかな贅沢でもある。

「今一度近くの銭湯へ」 みんなで銭湯を応援しよう。
 
お近くの銭湯の利用料金は下記のURLでお調べください。
http://www.1010.or.jp/zenkoku/ind_ry.html




<今号の内容>

1. 伝説のマーケッター立澤芳男の<新・新世代レポート>vol.4「いまどきの高齢者」
2. 東京圏のエリアマーケティング 「東京はモザイク都市。」
3. こんなハイライフあんなハイライフ
4. 「団塊世代と団塊ジュニア世代の価値観比較調査研究」
5. 新着イベント・セミナー情報



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3. こんなハイライフあんなハイライフ

世界の居住「中国上地坪村のトン族」
山畑信博(東北芸術工科大学助教授)

世界中から様々なスタイルのハイライフを探します。今回は、中国貴洲省上地坪村のトン族の住居を紹介します。

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/rf_windowsOS/vol4/04_3/


4. ハイライフ研究所の研究報告書より 
「団塊世代と団塊ジュニア世代の価値観比較調査研究」

A 団塊世代の価値観調査結果

 1 団塊世代の価値観とは
  2 <団塊度>の定義
  3 団塊世代の価値観
  4 団塊世代の価値観の性差
  5 <団塊度>別プロフィール
  6 どのような親になりたいと思っていたか
  7 生活目標
  8 団塊世代の価値観変化
  9 現在の<団塊度>
  10 <団塊度の変化パターン>
  11 <団塊度>の変化パターン別プロフィール
  12 現在の生活目標
  13 自分の生き方を表す言葉
  14 自分の人生への評点/子を育てた親としての評点
  15 子どもとの現在の関係
  16 子どもとの会話の頻度
  17 子供との会話内容
  18 メールやインターネットによる子どもとのコミュニケーションの変化
  19 子どもから新しい技術を教えてもらうことについての意見
  20 結婚した子どもの支援への考え方

B 団塊ジュニア世代の価値観調査結果

 1 団塊ジュニア世代の価値観とは
  2 団塊的接し方
  3 団塊的接し方の5パターン
  4 団塊的接し方別対象者プロフィール
  5 両親の点数や成績を気にした程度
  6 中学生の頃の家庭の生活レベル
  7 中学生の頃の両親の仲
  8 中学生当時の両親への評点
  9 現在の団塊的生き方への意見
  10 現在の団塊的生き方への意見(団塊接し方別)
  11 生活目標の世代間比較
  12 生き方を表現している言葉
  13 生き方を表現している言葉-父母の<団塊度>別
  14 両親への評点(団塊接し方別)
  15 父母との関係
  16 現在の生活レベル意識
  17 仕事についての考え方
  18 結婚についての考え方
  19 自分らしさについて
  20 両親とのコミュニケーション-団塊Jrと団塊との間で
  21 親へ新しい技術を教えることについての意見
  22 結婚後の親からの支援について

C 事前調査-グループインタビュー

D 提言

E 団塊世代・団塊ジュニア世代年代譜               

研究体制:
株式会社パワーウィングス 高橋洋一郎
財団法人ハイライフ研究所 加藤信介
株式会社読売広告社 上野昭彦
株式会社読売広告社 齋藤敏之

(敬称略・肩書は当時のもの)

PDF形式の研究報告書は以下のURLよりご覧いただけます。
http://www.hilife.or.jp/pdf/cnt.php?url=200505


5. 新着イベント・セミナー情報

NPO法人 環境市民からのお知らせです。

持続可能な地域社会をつくる!
第8回日本の環境首都コンテスト 参加自治体 公募開始

自治体関係者/市民の皆様へ

2001年度から毎年開催して参りました「持続可能な地域社会をつくる 日本の環境首都コンテスト」の第8回への参加公募を開始いたしました。

本コンテストには全国から毎回平均で80自治体が、各回の重複を除くと200以上の自治体が参加されています。

参加自治体からは、市民の視点による環境政策・施策の評価ツールとして有用との声を多数いただいております。

自治体関係者にはぜひ参加をご検討いただきたく、よろしくお願いいたします。

またこのメールマガジンを購読されている市民の皆さんも、お住まいの地域などの自治体の参加お誘いにもご協力いただけますよう、お願いいたします。

ご参加もしくは参加お誘いにあたって不明点があれば、末尾問い合わせ先までご連絡ください。

<応募概要>
応募開始:2008年9月8日(月)
回答期限:2008年11月末
結果発表時期:2009年3月
参加費:無料

ご応募に関する詳細は、以下ウェブサイトをご参照ください。
http://eco-capital.net/modules/project/ecocap/entry8.html


環境首都コンテスト全国ネットワークとは

「環境首都コンテスト全国ネットワーク」は、深刻化する地球環境問題の解決のため、持続可能で豊かな地域社会の実現を自治体とのパートナーシップで進めたいと考えている多様な環境NGOのネットワーク組織です。2001年度に第1 回のコンテストを実施。以降、毎年開催するとともに、「環境首都をめざす自治体 全国フォーラム」の開催など、活動はますます活発化しています。

■日本の環境首都コンテスト全国ネットワーク構成団体
・環境エネルギー政策研究所 
・国際環境NGO FoE Japan(Friends of the EarthJapan)
・ふるさと環境市民
・かながわ環境教育研究会
・やまなしエコネットワーク
・中部リサイクル運動市民の会
・環境市民
・環境市民 東海事務所
・未来の子
・くらしを見つめる会
・環境ネットワークくまもと
・プラス・エコ
・環境ネットワークながさき塾

<本コンテストに関するお問い合せ先>
ネットワーク主幹事団体 特定非営利活動法人 環境市民
事務局 風岡 宗人
〒604-0932 京都市中京区寺町二条下る呉波ビル3F
TEL 075-211-3521 FAX 075-211-3531
IP電話番号:050-3581-7492
E-mail:ecocity@kankyoshimin.org
URL:www.kankyoshimin.org/



編集後記

以前のメルマガで出版業界が厳しいなかユニークなアイデアで書籍販売を伸ばしている出版社があるという情報を書かせていただいた。今回もあくまでライフスタイル研究として、と前置きした上でご紹介します。

今回の出版業界の成功事例とは、「キャバクラ嬢の教科書」とのうたい文句で売上を伸ばしている雑誌「小悪魔ageha」(インフォレスト株式会社)。約35万部という半端でない発売部数を誇る、キャバクラ嬢をターゲットにしたヘアメーク&ファッションの月刊誌である。書店では女性コーナーに置かれ、人気雑誌「CanCam」と並んで、抜群の存在感を示しているという。

「小悪魔ageha」は2006年に「コミックageha」として発行され、その後「小悪魔ageha」に雑誌名が変更。キャッチコピーは「今よりもっとかわいくなりたい美人GALのための魔性&欲望BOOK」である。

ギャル系女子の「もっときれいになりたい!もっとお金持ちになりたい!もっと幸せになりたい!」という願望が誌面のコンセプトであるそうで、「キャバクラ嬢の教科書」をめざしている。誌面に登場する女性モデルはage嬢と呼ばれているそうだ。

毎月、日本中のキャバクラ嬢たちが心待ちにするこの雑誌は、歌舞伎町にあるコンビニでは、発売と同時にソールドアウトするそうだ。(筆者もコンビニ、書店を探したが見当たらず、残念ながらアマゾンで購入)

さて、創刊以来この超ヒット雑誌を率いるのは中条寿子編集長(29歳)。編集長ご自身もアップされた巻き髪に、まゆげに届きそうなつけまつげ、カラフルなネイルという、マーケッティング思考を持つ完璧派人間。編集長はこの雑誌を「かわいくなりたいコたちに、『そこが知りたい』と思うことだけを教えてあげる雑誌です」と語っているそうだ。

誌面には、総勢100人近くの「age嬢」と呼ばれる読者モデルが登場。巻き髪からメーク、ネイルなどの紹介や、自らのライフスタイルを自信満々に語っている。巻き髪のコーナーでは「ディアマンテ盛り」や「横綱ポンパ」といった独自の美意識にあふれた世界を展開しているとか。

ご興味のある方は、来月号を書店で購入されるか、筆者のように月遅れをAmazonで入手してみてはいかがか。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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