第26回ハイライフセミナー
「幸福って何だ?」

第26回ハイライフセミナー

第26回 ハイライフセミナー
「幸福って何だ?」

◆開催趣旨

 2013年9月9日、国連が『世界幸福度報告書2013』を発表しました。幸福度の上位3ヶ国は、デンマーク・ノルウェー・スイス。経済指標GDPの上位3ヶ国であるアメリカは17位で、中国は93位という結果でした。ちなみに、私たちの暮らす日本は43位。先進国の中では際だって低い順位だったようです。「経済の豊かさだけでは幸せにはなれない」。昨今、巷で言われている通りの結果となりました。しかし本来は、ランキングの“結果”自体にそれほどの意味はありません。大事なことは、何がその“基準”となっていたのか、その“モノサシ”を知ることです。

 そこで本セミナーでは、「幸福のモノサシ(指標)」について改めて考えてみたいと思います。第1部では、「個人と幸福の関係」を考えるために、心理学や経済学などさまざまな分野で研究されてきた『幸福指標』について考えます。続く第2部では、「まちと幸福の関係」について考えるため、実際の事例をもとに“行政”と“市民”の両視点をご紹介したいと思います。

 「人間の活動は最終的に幸福を目指している」とは、哲学者プラトンの弟子・アリストテレスの言葉。幸福論は、ともすれば“理想論”になりがちなものですが、「幸福指標」について考えるということは、自分の「人生」について“具体的”に考えることにつながるのではないでしょうか。

※本セミナーは、2013年度より行っている『コミュニティ再生の“評価基準”策定の研究』の成果の一部として発表するものです。

◆日程:
2014年2月22日(土)
◆時間:
14:00-17:00
◆会場:
東急渋谷ヒカリエ8F イベントスペース『COURT』
東京都渋谷区渋谷2・21・1・8F
◆主催:
公益財団法人ハイライフ研究所
◆共催:
特定非営利活動法人シブヤ大学
◆企画協力:
ASOBOT

◆プログラム

主催者挨拶
高津春樹(公益財団法人ハイライフ研究所)

<第1部 レクチャー>

「指標」を考える
伊藤 剛(ASOBOT 代表/シブヤ大学 理事)

アンケート
「みなさんの幸福のモノサシって何だ」
伊藤 剛(ASOBOT 代表/シブヤ大学 理事)

「幸福」を考える
川内 有緒(ノンフィクション・ライター)

<第2部 ケーススタディ>

事例1『GAH(荒川区民総幸福度)』
二神 恭一(公益財団法人 荒川区自治総合研究所 理事・所長)

事例2『トランジション・タウン運動』
山田 貴宏(ビオフォルム環境デザイン室 代表/トランジションジャパン 創立メンバー)

まとめ
「アンケート結果 本セミナーのまとめ」
伊藤 剛(ASOBOT 代表/シブヤ大学 理事)

 


主催者挨拶


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趣旨説明:
高津春樹(公益財団法人ハイライフ研究所)




<第1部 レクチャー>
「指標」を考える



(※Tips: 画面が小さいですか? 再生中に動画の右下隅部分をクリックすると、動画サイズを最大化することができます。)


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報告発表:
伊藤 剛(ASOBOT 代表/シブヤ大学 理事)




アンケート

「みなさんの幸福のモノサシって何だ」



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伊藤 剛(ASOBOT 代表/シブヤ大学 理事)




「幸福」を考える



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報告発表:
川内 有緒(ノンフィクション・ライター)




事例1『GAH(荒川区民総幸福度)』



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報告発表:
二神 恭一(公益財団法人 荒川区自治総合研究所 理事・所長)




事例2『トランジション・タウン運動』



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山田 貴宏(ビオフォルム環境デザイン室 代表/トランジションジャパン 創立メンバー)




アンケート結果
本セミナーのまとめ



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伊藤 剛(ASOBOT 代表/シブヤ大学 理事)



◆講演者プロフィール

伊藤 剛 いとう たけし

ASOBOT 代表/シブヤ大学 理事
明治大学法学部卒。2001年にクリエイティブ会社『ASOBOT』を設立。「伝えたいコトを伝わるカタチに」をコンセプトに、さまざまなコミュニケーション分野の企画制作を行う。 また、東京外国語大学・大学院総合国際学研究科『平和構築・紛争予防コース』で講師を務め、ボスニア・イラク・アフガニスタンなど紛争国からの留学生に向けて、コミュニケーションの視点から平和構築を考えるカリキュラム『PEACE COMMUNICATION』を担当するなど、研究者としての活動も行っている。
また、2012年度よりハイライフ研究所の特任研究員として「コミュニティ再生」をテーマに活動している。

川内 有緒 かわうち ありお
ノンフィクション・ライター
日本大学芸術学部卒、ジョージタウン大学にて修士号を取得。コンサルティング会社やシンクタンクに勤務し、中南米社会の研究にいそしむ。その合間に南米やアジアの少数民族や辺境の地への旅の記録を、雑誌や機内誌に発表。2004年からフランス・パリの国際機関に5年半勤務した後、フリーランスに。現在は東京を拠点に、おもしろいモノや人を探して旅を続ける。著作に『パリでメシを食う。』『バウルを探して〜地球の片隅に伝わる秘密の歌〜』(幻冬舎)。

二神 恭一 ふたがみ きょういち
公益財団法人荒川区自治総合研究所 理事・所長
1955年3月早稲田大学第一商学部卒業。同大学大学院商学研究科博士課程を了え、商学博士。早稲田大学助手、専任講師、助教授を経て、1969年4月教授。1998年退官、名誉教授。現在、公益財団法人荒川区自治総合研究所理事・所長。ここ数年荒川区民総幸福度(GAH)問題に取り組んでいる。

山田 貴宏 やまだ たかひろ
一級建築士事務所 ビオフォルム環境デザイン室 代表
主に国産材と自然素材を中心とした、地産地消でかつ伝統的な木の家造りを中心とした建築/環境設計を行う。パーマカルチャーのデザイン手法・哲学を背景とした住環境づくりをめざす。建物とそれを取り巻く自然/コミュニティまで含めた幅広い環境と場づくりがテーマ。NPO法人トランジションジャパンの創立メンバー。
NPO法人 パーマカルチャーセンタージャパン 理事
日本大学生物資源科学部 非常勤講師

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